銀魂が私は好きです。
万事屋である主人公坂田銀時と、万事屋従業員の志村新八と神楽が主要キャラクターのギャグ漫画です。
他にも歴史上の人物の名前をもじったキャラクターが大勢出てきます。
ギャグ漫画とは言え、シリアスな話の時はかなりのシリアスなので、そのギャップにやられます。
そんなふり幅が大きいところが好きでもあります。
あとは、何より、銀魂の持ち味である、パロディやオマージュも大好きです。
「そんなことまで言ってしまっていいのか?」
「普通そんなことまで言わないだろう」
「元ネタの関係者に怒られるだろう」と思うような発言を要所要所にぶち込んでくるのが最大の持ち味だと思います。
わかる人にしかわからないような細かいネタも入れてくるので、気付かずにそのまま読み進めてしまうこともあります。
そんな銀魂には色々な長編がありますが、その中でも私は四天王篇が好きです。
この話は割とシリアスな内容です。
銀時とお登勢さんの絆がクローズアップされています。
家族でもないですし友達でもない二人なのですが、家族のようにお互いを思いあっていることがよくわかる話だったと思います。
最後は少し心があたたかくなるような話です。
アニメ化もされていますが、四天王篇の演出は本当に原作の雰囲気をそのままに、かつ壮大にしていて、
見ていて引き込まれました。
漫画だけでなく、アニメスタッフにも恵まれ、色々な人に愛されていることがわかる作品だと思います。