スキップ・ビート!

これは、京都の料亭に預けられていて、そこの一人息子に初恋をした少女が、その一人息子に捨てられ、芸能界に入ったその男に復讐するため、自身も芸能界へと入って、自分の見解や物の見方、考え方、そして人生と新しい恋、人生を全てやり直すかのような華麗な転身劇です。

一見どこにでもありそうなお話ですが、主人公が自分の分身である怨霊?のようなものを操ったり意外な才能が開花して、お芝居を楽しめるようになったり、同じように霊感のある第三者に好かれてみたり、復讐すると誓った相手を(過激な方法で)励ましたり、芸能界のお話しというより、芸能活動を通して、一人の少女が成長し、挫折し、また立ち上がり、頑張っていく凄く素敵なお話です。

私が一番好きなセリフは社長さんに主人公が諭される場面のセリフで

「目を逸らすな 他人の不幸の上に成り立つ『安息』を そうと悟っていても望んでしまうその気持ちも そんな自分を『醜い』と絶望するその表情も 今しっかりと見て覚えておきなさい」

「それは必ず いつか 君の演技の役に立つ」

というセリフです。

これは人生にも当てはまると思って、人生で起こりうる全てのことは、何か意味があって、それはいつか自分の経験という形で何かの役にたつのではないかと思いました。

若い頃の苦労は買ってでもしろ、と言いますが、中々そんな悟りまではいけませんが、今ここにある何らかの嫌なことは、自分が乗り越えることで、新しい自分になり、その経験はいつかどこかで役に立つ日が来るんじゃないか、と思いました。

勿論お話の中には、煌びやかな芸能界のお話も主人公を取り巻く恋愛もありますが、私は、これはヒューマンストーリーだと思って読んでいます。

沢山の伏線があってどんな風に回収されるか楽しみです。

ぜひ、沢山の方に読んでいただきたいです。